SARUKANI、3人体制で新たなフィールドへ “ビートボックスに甘えない”独自のバランスで音楽シーンに挑む

发布时间:2025-09-15 06:46

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 ヒューマンビートボックスの世界大会『Grand Beatbox Battle 2023 TOKYO』クルー部門で優勝し、世界一のビートボックスクルーとなったSARUKANIからSO-SOの卒業が発表されたのは、2025年5月のこと。Kohey、KAJI、RUSYは、3人でSARUKANIの活動を続けていくこと、さらにビートボックスのみにとらわれない新たなフィールドへと挑戦することを決意。その第一歩となるのが、新曲「ZUN CHA」だ。新生SARUKANIが、これまで応援してきてくれたファンやこれから出会うリスナー、そして音楽シーンに対して“自己紹介”代わりに放つ本楽曲には「自分たちの音楽・パフォーマンスで楽しんでもらいたい」という原点回帰的な願いが込められている。新体制で再スタートを切った率直な心境から新曲について、さらには彼らが目指す「次なるステージ」まで、じっくり話を聞いた。(編集部)

――3人体制で再スタートするにあたり、どのような話し合いがあったか教えていただけますか?

RUSY:結成当初の頃は、仲が良い4人でグループを作り、その名義で曲を出して、面白いことをしたいくらいの感じでした。ただ、世界大会で結果を残したり、色々なメディアに出演させていただくようになったことでSARUKANIの存在価値がどんどん大きくなっていったように思うんです。

KAJI:その中でSO-SOからは個人の活動に集中したいという希望があったし、SARUKANIとして活動する中で摩擦が起きることもあって。何回か話をしているうちに本人から「やっぱりソロになろうと思う」という相談を受けました。それが今から約2カ月前ですね。僕ら3人もそれぞれアーティストとしての成長を実感してきた頃でもあったので、タイミング的にも各々で活動するほうがお互いにとって良いと判断しました。

――3人体制になったことで、活動のスタンスはどう変わりましたか?

KAJI:今のところ、そんなに変わってないですね。

Kohey:むしろ変えないためにこの体制になったという方が実情としては近いです。

KAJI:3人になって特にやりづらいということもないし、できなくなったことって正直ないんですよ。4人じゃないと絶対にできないものを作るのもいいんだけど、それよりも誰かが欠けても、誰かでカバーできるっていう方が僕的には理想なんですよね。そういう意味では、これまでSARUKANIで培ってきたものが今、活かされてると実感しています。

RUSY:でも、曲作りのアイデア出しの部分では変化がありました。これまではSO-SOのアイデアベースで楽曲を作ることが多かったんです。でも、3人になってから全員がそれぞれ考えていることをもちよるようになり、全員のアイデアを一度共有した上で、かっこいい曲だったり、キャッチーな曲だったり、どんな曲を作るかの方向性を一曲一曲定めていくようになりました。

SARUKANI インタビュー写真(撮影=加古伸弥)RUSY

――ファンの方の反応で感じることはありますか?

KAJI:3人体制になったことで一番つらかったのは、SARUKANIの体制が変化したことで、喪失感みたいなものを与えてしまったことを感じた時です。ファンの方には申し訳ない気持ちがあります。だからこそ、安心してもらわないといけないんですけど、それにはやっぱりそれなりの時間を要すると思うんです。実際、まだ様子見されているというか、「3人のSARUKANIってどんなもんなの?」という視線を感じます。

Kohey:4人のSARUKANIしか見ていない人は、3人体制になった僕らのライブをドキドキしながら見ていると思いますね。

KAJI:でも、僕らとしては「3人になっても俺らは大丈夫だから安心して」って言いたいんですよ。実際、「一人抜けたことで魅力が減る」というコメントも見るんですが、そういう人に対しては「いや一度ライブを見てみてよ。めちゃめちゃイケてるから」と自分たちの気持ちを正直に言うようにしているし、体制が変わったことで改めてすごくやる気になっています。

リタ・オラ、YOASOBI……他アーティストから学ぶ、音楽に対する姿勢

――『Grand Beatbox Battle 2023』でチャンピオンに輝いて以降、『SUMMER SONIC』など大規模音楽フェスの出演を始め、SARUKANIの活躍の場が大きく広がった印象があります。ビートボックスシーンを背負いつつも、日本の音楽シーンに挑戦していく姿を見せてこられたと思いますが、そこでの難しさを感じた部分はありましたか?

KAJI:ビートボックスの音だけで音楽を構成することにとらわれすぎてしまうと、そこに強い興味がない人には当然刺さらないんですよね。ビートボックスにとらわれずに音楽を聴いている人たちのフィルターを通すことができないと、本当にビートボックスをベースにした僕らの音楽が届かないというか。まずは曲を多くの人に知ってもらって好きになってもらう。そこからライブで生のビートボックスの迫力に触れてもらって、ライブならではの感動体験をしてもらう、それは僕たちにしかできない体験だと思ってます。

 やっぱり「びっくり人間」とか「面白人間」みたいな見られ方をすることが多くて、ミュージシャンとして見てもらうことに対するハードルがすごく高いんです。どうしたら音楽シーンに食い込むことができるか、その上でビートボックスを広めることができるのかは常に考えています。それとそもそも僕たちがどこまでビートボクサーであることを前面に出すべきなのか。ビートボックスに甘えるんじゃなくて、どう使っていくか。そのバランスの取り方がめちゃくちゃ難しいです。

SARUKANI インタビュー写真(撮影=加古伸弥)KAJI

ーーただ、その中でリタ・オラやYOASOBIなど様々な有名アーティストとのコラボレーションも経験をされています。これらの経験を通して、どのような変化や気づきがありましたか?

RUSY:僕らはもともと、ビートボックスだけを武器に頑張ってきましたが、そこから出て音楽シーンに挑むにあたり、ビートボクサーにはない表現の仕方も必要になるということを学びました。例えば、シンガーとしての一面だったり、バンドマンの一人的な見せ方だったり、ステージでの立ち振る舞い。そういうものをこれまでコラボレーションしてきた色々なアーティストのライブを見て勉強させていただいています。

KAJI:それこそリタ・オラやYOASOBIさんを見ていると、自分のアーティシズムに誇りを持っているのがよくわかるんです。一方で、それまでの僕たちは「ビートボックスの大会で優勝すること」を目標にしてきた、ただビートボックス自体が好きで追い求めてきた人間でした。だからこそ、最初に彼らとコラボした時はアーティストのオーラのようなものに圧倒されました。

 そして、音楽に対する姿勢も勉強になりました。彼らは自分を表現することに全く躊躇しないというか。人とコラボレーションする時も、必要な時に必要な人から必要なスキルをもらうというマインドだし、その中で自分の音楽を表現することに全くビビらない。当然、それに見合う実力がある上でやっていることだと思うんですけど、そういうアティチュードってやっぱり音楽をやっていく上で大事なことなんだなって思うようになりました。

Kohey:アティチュードという意味では、ビートボックスだけをやっていた時は、「どうすれば人からかっこよく見られるか?」しか考えていなかったんですよ。でも、それこそさっき名前が挙がったようなアーティストたちのライブを見てハッピーになったり、生活のモチベーションになっている人たちがいることに気づいたんです。そこから、以前のように「俺を見て!かっこいいでしょ?」だけでステージに立つのではなく、いかにオーディエンスの方々に喜んでもらえるか、何かを持って帰ってもらえるようにというのを意識するようになりました。この変化が自分の中ではすごく大きかったですね。

「楽しく踊ろう」をイメージした時に全員の頭に浮かんだ「Gangnam Style」

――新曲「ZUN CHA」には「音楽はどこでも、誰とでも心をつないでくれる。頭を空っぽにしてみんなで踊ろう」というメッセージが込められているとのことですが、このメッセージを伝えたいと思った背景を教えてください。

RUSY:SARUKANIを客観視した時に「今までどんな曲が多かったかな」とか「僕らのキャラクターってみんなにどう伝わってるのかな?」と考えたんです。その結果、「ライブが楽しい」「音楽で楽しい気分になれる」というのが僕らの特徴だなということがわかり。そして、ビートボックスといえば、やっぱりリズムだと思うんです。だから、今回のズンチャッチャ、ズンチャッチャというこのリズムがあったら、みんなが楽しく踊れるんじゃないかなと思いましたね。新体制になったからこそ、僕らの原点に戻るわけじゃないですけど、音楽で楽しんでいただくことを一番発揮できる楽曲にしたいと思って、みんなでアイデアを出しまくってできたのがこの曲です。

――今回の楽曲は"バイレファンキのリズムを、基本の4つ打ちビートの中に融合した曲"とのことですが、このようなサウンドを選択した理由は?

KAJI:割と単純な理由というか、僕がバイレファンキが好きすぎて、今回はバイレファンキのリズムを絶対使いたいと言ったからですね(笑)。

RUSY:そこからバイレファンキのリズムに一番合いそうなワードを考えた時に、僕が「"ズンチャ"はどう?」と提案したところ、それがハマったというか。"ズンチャ"ってリズムの象徴みたいな擬音だし、音楽として聴いた時にすごく耳に残るんですよね。そこに4つ打ちビートを乗せたらすごく覚えやすいし、楽しい感じになるし、何回聴いてもハッピーになれるなと思ったんです。それで曲名が「ZUN CHA」になりました。

KAJI:ちなみにこの曲は「PSYの『Gangnam Style(江南スタイル)』のような立ち位置の曲を作りたい」という意見があった上でKoheyが作った曲なんです。

Kohey:「楽しく踊ろう」というコンセプトをイメージした時に「どんなアーティスト像が出てくる?」という話をしたのですが、その時に全員の頭に浮かんだのが「Gangnam Style」でした。

SARUKANI インタビュー写真(撮影=加古伸弥)Kohey

――それで「Gangnam Style」をリファレンス曲にしながら制作が進んだのですか?

Kohey:そうです。「Gangnam Style」は歌詞も曲調も「とりあえず楽しめ!」みたいな、そういうメッセージを感じ取れるので、今の僕たちにとって一番のロールモデルだと思いました。

RUSY:曲が流れた瞬間に「あ、これってあの曲だ!」と思ってもらえる曲ってすごいなと思うんです。そう考えたら「Gangnam Style」は、曲が流れた瞬間にみんなで歌いだしたくなったり、踊りたくなる感じがありますよね。だから、それをどうにか僕らでできないかなって考えた時に浮かんできたのが、この曲の”ズンチャッチャ、ズンチャッチャ”っていうリズムのアイデアなんです。

――歌詞の中には〈○、△、□〉や〈そこのけそこのけお馬がDance〉など、ユニークな表現が多く登場します。こうした歌詞は意味よりも語感を重視して作られているのでしょうか?

KAJI:そうです。例えば、〈○、△、□〉で使っているのは歯擦音のサ行の音ですし、あとはカ行、タ行だったり、歌詞を書く上で今回はビートボックスっぽい子音をいっぱい選びました。それまでは特に意識していなかったけど、ラッパーの友達から僕のラップがビートボックスっぽいと言われたことがあって。意外とそういうところを見られてるんだなという発見があり、今回はビートボックスみたいな語感でキャッチーな歌詞を書くことを意識しました。

 あと、僕は語感ありきで出てきたワードに意味をつけて歌詞を作るのが好きなんです。そうするとぐちゃぐちゃな歌詞ができるけど、それが楽しくて。そこにある程度のまとまりがあって、かつ、〈そこのけそこのけお馬がDance〉のように僕自身が笑ってしまう歌詞が入っていたらそれでいいかなと(笑)。ただ、仮歌の段階でどれだけ気持ちいい語感のものを作れるかにはすごくこだわっています。

RUSY:僕の場合は、意味合いやメッセージ性の次に、耳に入ってきた時の語感や音の気持ち良さにかなりこだわってるので、KAJIさんとは歌詞の作り方が全然違うんです。そういう意味で「ZUN CHA」の歌詞は、KAJIさんの個性がかなり出ている歌詞になってますね。

SARUKANI - ZUN CHA(Official Music Video)

网址:SARUKANI、3人体制で新たなフィールドへ “ビートボックスに甘えない”独自のバランスで音楽シーンに挑む https://klqsh.com/news/view/243100

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